英国の庭から~海外生活ブログです

オランダで還暦を迎えた駐妻。英国での5年弱、2度目の駐在生活を終え、オランダ生活も3年を過ぎてしまいました。けたところでロックダウン入り。できる範囲で何をしようかと模索中。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Wallflowerを見直して

久々に園芸の話題など。今週はかなり冷えてきて、今朝は零下の朝でした。毎晩、腰痛でひーひーいいながら、植木鉢や花壇にカバーをかけているのですが、明朝はマイナス3度にさがるそうで、ダメかもしれません。 そんな中、元気な子もいるのです。 この花は…

1月29日の議会の投票結果(ブレグジット その16)

29日の23時過ぎに書いたページですので、少し修正します。この日、議会(下院)で行われたのは、メイ首相が先週提出したPlan Bに対する動議を7本選び、採決するものでした。メイ首相のPlanBそのものについての投票はありませんでした。7本は、バーコウ議長が選…

ユーロトンネルを通ってフランスでお買い物

昨日は、不毛かつマニアックなブレグジットの話を書いて消耗してしまったので、今日は、我が家が時々行っているフランスへの買い出しの話をしましょう。 我が家はロンドン南部にあり、ここから、ユーロトンネルの入り口フォークストン(Folkestone)まで車で…

1月29日以降、何が行われるのか(ブレグジット その15)

ブレグジットの次の山場は1月29日(火)です。1月21日にメイ首相が提出した代替案(PlanB)に対する投票が下院で行われます。また、PlanB発表後、1月25日までに19本の修正動議が下院議員から提出されました。これも29日に議論され、全部かどうかはわかりませ…

英国でも「コンマリ」ブーム

年明けからNetflixで配信が始まったとのことで、英国でも近藤麻理恵氏の片付け術(Konmari method)がブームのようです。BBCを始め、先日ご紹介した英国の有力紙のほぼ全紙に記事が出ていました。Netflixの影響力はすごいものです。 Amazon UKのベストセラー…

トラブル続きの1週間

今週は、ずっとトラブル続きでした。日曜日に庭仕事をして体が冷えたところ、急に腰痛になったのです。どこかよくわからないのものの、腰の奥が締め付けられるように痛くなり、いてもたってもいられなくなりました。慌ててお風呂に入って、ゆっくり動くなど…

英国が「紳士の国」だと感じるとき

このところ、英国を批判するような話ばかり書いていました。英国ファンの皆様、申し訳ありません。今日は少し、持ち上げる話題をご紹介。日々生活していると、この国は紳士の国だなぁ・・と思うことが良くあります。私が日々、紳士の国の躾を感じるのは、運…

続・フランス男でも50代以上の女性は対象外

先日、「50代以上の女性は対象外」なる本音、いや、問題発言で物議を醸したフランスの作家Yann Moix氏の話をご紹介しましたが、引き続き英米各紙で袋叩きにあっています。 本国フランスではどうなのかわかりませんが、英国では引き続き報道されており(かな…

フォーブス誌ランキングに不信感

米フォーブス誌というのは、色々な世界ランキングを発表し、その順位が上がった下がったと、世界中の偉い人や企業、国の機関が悲喜こもごもになるという罪作りな雑誌です。 さて、そのフォーブス誌が2018年12月に発表したのが、「ビジネスに最適な国ランキン…

メイ首相の代替案に失望色濃く(ブレグジット その14)

メイ首相が昨日(1月21日)、EU離脱合意案の「意義ある採決」が1月15日に歴史的大差で否決されたことを受けての政府方針(PlanB)を発表しました。 EU移民の英国ビザ取得代を無料にする(それまでは一人65ポンドだった)以外には、内容のあることは殆ど言って…

バラを地植えから鉢に植え替え

先週、半ば位から最低気温が零下になり、バラたちもすっかり休眠したようなので、残っていた剪定に加え、枯死の懸念があった地植えの2本のバラ(レディ・ガーデナーとアブラハムダービー)を鉢に植え替えることにしました。 実は我が家、一昨年の4月に2年…

英国の新聞早わかりガイド

英国の新聞は発行部数が日本と比べて格段に少ないです。しかし、発行部数が少ない分、それぞれのカラー、特に政治スタンスを強く打ち出して、選挙や国民投票前など、各紙が対立した記事を載せます。どのような新聞がどのような政治スタンスなのか、EU離脱を…

英国に公共トイレが足りない理由

英国は今、トイレ不足が危機的な状況にあるそうです。外出先で使えるトイレが少なくて、通勤途上の駅にもほとんどありません。 身近にトイレがないというのは大変です。英国人は大柄な人が多く、それに比例して膀胱の容量が大きい人が多いのでしょう。職場の…

エジンバラ公フィリップ殿下の交通事故

今日の新聞6紙の第一面を飾ったのは、97歳の男性が運転するランドローバーの横転事故の画像でした。 2019年1月18日付(Daily Mail,Daily Telegraph, Evening Standard, Herald, Times, Metro) 事故の場所はノーフォーク州、過去に40回以上も衝突事故が起き…

ローマで出会ったモダンなティラミス

先月、ローマで滞在したホテルの近くで、新しい食感のティラミスに出会ったことをお伝えしそびれていました。とても美味しくて、初日と最終日、2度も食べに行っちゃいました。 お店の名前は、SU Tiramisu。 http://www.sutiramisu.it/ 住所は VIA DI TORMILL…

カシミアがぁぁ!虫食いだらけの悲劇・・・

秋に日本に一時帰国した頃、よく覚えていないのですが、一度シャツの上に着て、まだ洗うほど汚れてもいないので、風を通したセーター2枚をたたんで、寝室の隅の小さな脇机の上に重ねておいたのです。 片方はグレー系のカシミアで、もう片方はピンクの無地の…

今日の政治ショー(ブレグジット その13)

英国議会では昨日は終日、政府が提出したEU離脱合意案を審議し、承認失敗に終わったのですが、今日はそれを受けて「打倒メイ・ゾンビ内閣」に燃えた妖怪コービン労働党首によりメイ首相に不信任案提出という政治ショーが行われました。 自分自身、離脱派で、…

メイ首相のEU離脱案は予想通り否決(ブレグジット その12)

EUとの離脱合意案の承認を問う下院での「意義のある投票(the meaningful vote)」は432対202という大差で否決されました。今日の新聞各紙は、全紙否決の予想で一致していましたが、230票差という与党の敗北は英国議会史上最大の負けっぷりということです。与…

英国の各スーパーの特徴は?(その2 庶民向け巨大スーパー群)

昨日に引き続き、スーパーのご紹介。今日は庶民向け大手スーパーのご案内。 昨日、ご紹介したWaitrose、今日ご紹介する4大スーパーの大型店はやはり大きく、品揃えも豊富です。ロンドン市中心部にお住まいだったり、旅行客だとなかなか見ることができません…

英国の各スーパーの特徴は?(その1 高級スーパー編)

よく高級スーパーとか、ディスカスウントストアなど、スーパーに冠言葉をつけることがあります。英国のスーパーのどれが高級で、どれが低価格ストアなのか、表にまとめてみました。 基準としたのは価格の付け方です。また、英国は階級社会で、町や地域によっ…

住まねば都?英国に対する感じ方の違い

秋口にブログを始めてしまったもので、「英国の庭から」と言いつつ、あまり庭の話題にならず恐縮です。しかも、読み返してみると、英国の悪口ばかり書いていますねぇ。英国ファンの皆様、すみません。 英国に対する感じ方というのは、ロンドンに通勤するかど…

久々に庭仕事

ローマで体調を崩してから、1カ月近く体調不良気味です。1年中で一番、天気がパッとしない時期だということもあり、庭仕事もさぼりがち。 今朝は9時頃に起床し、着替えて、洗濯して、本を読んだりだらだらしているうちに昼食。食後、ちょっと休もうと本を…

ドラマチックだった今週の英国議会(ブレグジット その11)

英国議会では今週月曜日から審議が再開され、EU離脱合意案については9日(水)、10日(木)の2日間、討議が行われました。それに先立って、8日(火)、9日と、かなりドラマチックな展開となったのでご説明&ご報告します。 今週のハイライトは「 ノーディー…

お汁粉でほっこり

お鏡開きなので、お汁粉を作ってみました。 小豆の香りと暖かさでほっこりしますね。 今住んでいる家は、英国の住宅にしては珍しく隙間風が入らず、1階は暖房も良く効いて暖かいのですが、それでも窓の外には寒々とした景色が広がり、ほとんどいつも曇天なの…

欧州で小包を受け取るときはVATに注意!

海外に住んでいると、日本食や文房具などを日本から送ってもらうことがよくあります。毎回ではないけれど、たまに高額な税金を請求されて驚いたという話もよく聞きます。先日、Amazon.jpで炊飯器を1万円で購入し、英国まで船便で送ってもらったところ、郵便…

下水道から全長64mの廃油の塊が出現

英国人は揚げ物が好き。外食すればたいていの食べ物にフライドポテトがついてきますし、金曜日には多くの家庭でフィッシュ・アンド・チップスを食べます。ちなみに、チップスというのは英国ではフライドポテトの意味です。日本語で言うポテトチップスはクリ…

フランス男でも50代の女性は対象外

このブログをご覧の方の中には、フランス人のパートナーがいて、私よりフランス男の実態をよくご存じの方も多いと思うのですが、そうですねぇ・・ これまでフランスの男性って、日本人や英国人などと比べて「愛」とか「恋」に熱心だし、柔軟そうなイメージを…

この微妙な時期に安倍首相が訪英(ブレグジット その10)

長い年末年始休会が終わり、7日から議会が再開しました。 先日、投票を回避したEU離脱合意案については9日(水)、10日(木)に討議、15日(火)に採決が行われる予定です。 投票で可決される見通しは相変わらず低いです。 先ほど、メイ首相がBBCの日曜朝の…

TK マックスでブランド品を安く買う(英国小売り事情)

近所のショッピング・コンプレックスには、TKマックスというディスカウントストアの大型店があります。来英当初は、一般店で定価で色々な品物を購入していましたが、時間に余裕が出てくると、価格を比較して買うようになり、TKマックスに足繁く通うようにな…

南仏トゥールーズのパステル

先日、トゥールーズ名物のスミレの話を書きましたが、もう一つの名物、パステルについてご紹介します。トゥールーズに旅をするまでパステルは柔らかい色合いのクレヨンに似た画材だと思い込んでいました。しかし、フランス語には画材の他にもう一つ、布を青…