英国議会では昨日は終日、政府が提出したEU離脱合意案を審議し、承認失敗に終わったのですが、今日はそれを受けて「打倒メイ・ゾンビ内閣」に燃えた妖怪コービン労働党首によりメイ首相に不信任案提出という政治ショーが行われました。
自分自身、離脱派で、これまで何1つ貢献してこなかったコービン党首にメイ首相を糾弾する資格がどこにあるのか、はなはだ疑問ですが、議会でさんざんいちゃもんをつけた挙句、夜6時半過ぎに投票が行われました。
その結果ですが、予想通り325対306の僅差で否決され、メイ首相は生き残りました。今回は、党の方針を裏切る議員が一人も出なかったそうです。本当に、メイ首相の最大の強みは、対抗馬がいないということですね。これで3~40代のカリスマ性のあるイケメン議員でも労働党あたりから出てくれば、ゾンビも妖怪も退治できるのに残念です。
この先の予定ですが、1月21日にメイ首相からプランB(代替案)が提出され、1月29日に議会でプランBを承認するかどうかの投票が行われることになるそうです。
で、政治は全然おもしろくないのですが、Guardianの漫画がおもしろい。
まずこれ。投票直後に発表されたもの。ゾンビのメイ首相が家に帰った様子。ちゃんと大好きなヒョウ柄の靴をはいていますねぇ・・
She's alive! Steve Bell on Theresa May's Brexit defeat – cartoon | Opinion | The Guardian
こちらは、英国全体で、ノーディールに落ちていく様子(こわ・・)
Martin Rowson: all aboard the no-deal Brexit express – cartoon | Opinion | The Guardian