英国の庭から~海外生活ブログです

欧州調査歴25年以上のリサーチャー兼駐在員妻です。英国在住歴は通算10年。庭仕事のかたわら、言いたい放題つぶやきます。

ユーロトンネルを通ってフランスでお買い物

昨日は、不毛かつマニアックなブレグジットの話を書いて消耗してしまったので、今日は、我が家が時々行っているフランスへの買い出しの話をしましょう。

 

我が家はロンドン南部にあり、ここから、ユーロトンネルの入り口フォークストン(Folkestone)まで車でおよそ1時間20分位です。

 

フォークストンと対岸のカレー(Calais)にはそれぞれ免税店の入ったターミナルがあります。フランスを旅行する場合、アルコール飲酒運転検査器を持参しなくてはいけないきまりがあるのですが、それもここで買えます。

 

ユーロトンネルを走る列車ル・シャトル(Le Shuttle)というのは、中が2階建てになってまして、車ごと乗りこみます。こんな感じ。

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ル・シャトル入口。乗車寸前まで1階、2階のどちらに誘導されるかわかりません。

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ル・シャトルの中。トイレもついています。

長い車両の中をひたすら、前の車が停車するまでついていきます。車両ごとに出発前に車両同士を隔てる扉が閉められます。停車したら、エンジンを切り、窓を開けるように指示され、到着までは車外に出ても構いません。1時間に4便出ていて、対岸までは35分ほど。早くて楽なので、トンネルが開通してから我が家はフェリーは使っていません。ユーロトンネルの通行料金は片道30ポンドから。日帰りだと往復で6~70ポンドのこともあり、期間が長いともっと高くなります。

https://www.eurotunnel.com/uk/home/

 

到着すると、すぐにカレーの町です。英国人観光客とカレー市民向けに巨大なショッピングセンターが作られていて、フランスのカルフール、英国のテスコ、フランスの電気屋さんのDARTY、北部最大の都市リール最大の書店であるFuret du Nordなどがあり、その周辺にアウトレット店などもあります。

Shopping Centre Carrefour Cité Europe


この一帯だけで、英国から来るともう大興奮です。ワインも肉も圧倒的に安いし、パン、ジャム、お菓子、チーズ、缶詰などなど。ウハウハ。

 

しかし、何度か旅をして、さらに慣れたところ、カレー市民向けのAuchanとか別のスーパー、巨大ガーデンセンター、DIYセンターのある一角を見つけてしまいました。地元民はそちらの方が多いようで、野菜や肉の鮮度もそちらの方が良いし、品数も多い感じ。しかも、ガーデンセンターでは英国では売っていない鉢底石(テラコッタ製)とか青いルリマツリも売っていました。それからうさぎ、ペットのようなむくむくしたにわとりたち、ハムスターやモルモットなど生きた状態で売っていて(これも英国にはない)、見るだけでも楽しい。バラもフランス産のゴージャスなバラが売っています。DIYセンターも英国と比べるとずっとセンスがいいし。

 

というわけで、英国から行くのであれば、カレーだけでもう十分楽しいです。しかし、この話を、フランス在住の方に言うと、「へ、カレー?」と笑われます。英国から来るとカレーやリールなどで格段に洒落て見えるのですが、フランス人はこの地域、「シュティ」と呼んで田舎扱いしているんですよね。この地域を揶揄した映画"Bienvenue chez les ch'tis"は確か、フランスで最も売れた映画の1つと聞いています。

 

そうは言っても、やっぱり海を渡るともったいない気持ちになって、やはり1泊2日とか2泊3日で旅行がてら買い出しに行くことが多いです。

 

英国から車で1~2泊で行くことができる範囲としては、リール(Lille フランス有数の大都市で、フランドル地方の中心)、ランス(Reims 歴代フランス王が戴冠式を行った寺院とシャンパンの里)、ルーアン(Rouen ジャンヌダルクが処刑され、大聖堂で有名)など、いずれも歴史と風情のある町で一見以上の価値があります。ベルサイユ、シャンティー、シャルトルなど、パリ郊外の町もお勧めです。

 

フランスの旅行で1つ注意すべき点は、日曜日にやっている店が本当に少ないこと。

 

上述のシテ・ヨーロッパもクリスマス商戦の行われる12月以外はやっていません。だから、木~土とか、金~土の日程で行くのがおすすめ。2泊3日で、最終日を月曜日にするのはもっとダメです。フランスの店には月曜日の午前を閉店とし、2時開店というふざけた店が多いからです。

 

しかし、どうしても仕事の都合などで、日曜日に帰らざるを得ない場合でリール方向に展開していたとしたら、日曜日にはベルギーのブルージュ観光というのがおすすめです。(多くのお店が開いています)

 

ノー・ディールになると、英国の免許証がフランスで使えなくなるので、国際免許証をとらなくてはいけません。大混雑で取れなくなると予想されています。日本に帰国したときに夫にとってきてもらうしかありませんが、ずっと先になりそうです。

 

ではでは・・(リール、ランス、ルーアン、ブルージュの話はまたの機会に!)

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