ローマで体調を崩してから、1カ月近く体調不良気味です。1年中で一番、天気がパッとしない時期だということもあり、庭仕事もさぼりがち。
今朝は9時頃に起床し、着替えて、洗濯して、本を読んだりだらだらしているうちに昼食。食後、ちょっと休もうと本を読み始めたとたん眠り込んでしまい、夫から「おやつにしよう」と誘われて、目が覚めたらもう3時。お茶を飲んで、おやつを食べて・・ああ、自己嫌悪。
少し、シャキッとしなくては‥と庭に出て、「そうだ、バラの剪定だ」と思い出し、この家に元々あった、大きなハイブリッドティーローズと「のぞみ」に似た一輪咲きの野ばらのような丈の高いバラを思い切って剪定しました。
ふとみると、ロビン(コマドリ)ちゃんが・・
ころんとした体形がかわゆい。土を少し耕してやると、そこに虫がいないか、せっせと探していました。なるべく、目を合わせないようにして、バラの剪定を継続。目を合わせると、さっと横を向いて知らんぷりするのですが、それもかわゆい。ガーデナーの友達と呼ばれるかわいい鳥です。
前の家からもってきた私のブラザーカドフェルを剪定しました。ブラザーカドフェルは茎も赤く元気でした。これは、修道士カドフェルという小説(テレビ化されています)から名前をとった薔薇ですが、かなり濃いピンクで、咲き方が牡丹や芍薬に似ていて素敵な花です。
今日はこんな感じ。
薔薇の周囲の土が石ころだらけですが、これは粘土質の水はけをよくするためらしく、この住宅地の花壇はすべて石ころだらけです。
もう1本、オリビア・オースチンはまだ葉がびっしりとついていました。
これは数年前に作出されたバラで、花の形もきれいですが、花付きの良さ、丈夫さが取り柄のバラです。耐暑性はわかりません。英国では初夏から秋の終わりまで、この調子でとぎれることなく、咲き続けました。さすが、デビッド・オースチンがかわいがっていた孫娘の名前をつけただけのことはあります。
今年の冬は、まだ雪がありません。年末以来、ロンドンの気温は東京よりもずっと高いです。そのせいか、夏の花もまだ、けなげに咲いています。
クリスマス・ローズも良く花をつけています。このVerboom Beautyという名の種は花付きが良いようで、広く大陸諸国に輸出されており、昨年はベネチア、今年はローマの街角でも売っていました。
このクリスマス・ローズはオランダ産のようです。
https://www.winterangels.eu/helleborus-verboom-beauty/?lang=en
きちんとお世話するととても素敵にできる模様。
https://www.winterangels.eu/verboom-beauty-tips/?lang=en
これは来年への課題としましょう。
などと反省している間に雨がぽつぽつ落ちてきて、あっという間に日暮れになってしまいました。今日の日没は16時16分。1時間ぐらいしか作業できませんでした。