英国の庭から~海外生活ブログです

欧州調査歴25年以上のリサーチャー兼駐在員妻です。英国在住歴は通算10年。庭仕事のかたわら、言いたい放題つぶやきます。

ガーデナーズワールド(2019年第23回)

ガーデナーズワールド(2019年8月16日放映分)の第23回は、モンティの庭ロングメドウ、キャロル・クレインが訪問したデボンの庭、ウィルトシャーの画家の庭の3か所での8月上旬の輝きを楽しむ内容でした。

アジサイなどの挿し木の取り方、ラベンダーの剪定方法、夏の花壇に咲く青い花の魅力、ウィルトシャーに住む画家の家の庭などが紹介されました。

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今の時期の作業から

トピアリーの剪定は8月上・中旬に

この回も番組キャスター、モンティ・ドンの庭ロングメドウから始まりました。8月の第2週、盛夏の庭です。モンティは、愛犬ナイジェルに似せたトピアリーの剪定作業をしました。

トピアリーの歴史は古く、ローマ時代から現代まで、ヨーロッパのさまざまな庭園に使われてきました。形も箱やボール型、さらにクジャクや鳥、チェスなどもイチイ、ユー、コニファー、そして西洋柘植などを使ってきました。

これはイングリッシュボックス(英国柘植)のようですが、この時期に常緑樹を剪定することで、冬まで青々とした状態を維持できるということです。ハサミは日本製ですね。

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余分な唐辛子の花芽をつむ

ピーマン、唐辛子、茄子は、トマトと同様に日当たりの良い暖かいパティオや温室で鉢植えで育てます。そろそろ夏も終わりに近づき、花や余分な枝は剪定して、いま咲いている花と実の成長にエネルギーを向けます。
茄子の栽培は人気上昇中です。日光と温度が成功の鍵です。種蒔きが年初のため、加熱できる育苗器は不可欠ですが、なければ、窓辺などで種を発芽させます。その際、18~21°Cが必要です。 3月頃から丈夫な接ぎ木苗も売り出されます。
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重くなったメロンを支えるためにネットでつるす

メロンは本来、露地で育てて、このようにして吊るすということはしないのですが、モンティは場所を節約するため、今年は縦につるを這わせてみました。うまく育ってきたのですが、重みで実を支えられなくなりそうなので、メロンの実をネットに入れて支柱からぶら下げるようにしました。

ラベンダーの剪定

ロングメドウはヒヤフォードシャーにあり、ここは雨が多く、冬は寒い土地です。この組み合わせがラベンダーは大嫌い。このため、ラベンダーの栽培にはあまり向かず、随分枯らしたそうです。写真左のフレンチラベンダーを露地で冬越しさせることは難しいので秋になると温室に取り込んでいるそうです。また、右のラベンダー アウスグティフォリア種、こちらは寒さに強く、土に大量にグリッド(小石)を敷き込んで水はけをよくしてやることで元気に成長するようになったそうです。

さて、ラベンダーは花が終わったらすぐに剪定しなくてはいけません。剪定のルールは木質化した部分まで刈り込まないこと。その上の緑色の部分を少し残して刈り込むのがコツです。ただし、木質化した部分をよく見ると、緑の芽が吹いていることがあります。その場合は、その位置まで切り戻しが可能です。

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ダリアの花殻を徹底的に摘む

ダリアがどんどん咲く時期です。下はモンティの庭の深紅のダリア”メキシカンブラック”。ダリアは咲いたら、せっせと茎の根本から摘んで、種が育たないようにします。そうすることで次々に花が咲き、霜の時期まで楽しめます。つぼみと開花後の区別がつけにくいのですが、下の右側2枚の写真のうち、丸い方がつぼみ、とがった方が花後です。

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紫陽花などの挿し木をとる

木々が活発に成長するこの時期、気に入っている灌木などの挿し木をとりましょう。例えば朝顔の挿し木は写真のように節のすぐ下のところでカット、不要な葉をとりのぞき、ホルモン剤を斜めに切った茎の先につけ、鉢の縁にならべるように植えつけます。

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ウィルトシャーの画家の庭

自宅の庭からインスピレーションを受けて次々に作品を作る画家は多いのですが、今回、番組が訪問したウィルトシャーの庭も画家ニールとそのパートナージョナサンの二人の家です。庭づくりはもっぱらジョナサンの担当。

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下は庭からインスピレーションを得て、ニールが書いた絵。

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Neil Hearn画

青い花の美しさと堪能する庭

番組サブキャスターのキャロル・クレインはデボンにあるザ・ガーデン・ハウス

(The Garden House )に出かけました。その目的は、この庭にふんだんに植えこまれている青系統の花たちです。これらの青い花はそれだけでも美しいのですが、他の花と組み合わせると引き立て役となる力があります。

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今週の作業

石楠花、つつじ、椿などによく水やりをする。(この時期が成長期)

タマネギ、シャロット、ニンニクを収穫、保管する

池に繁殖する藻をとりのぞく