英国人の友人からクリスマスケーキをもらいました。直径12cm、高さ7cmほどのかわいらしいケーキです。
友人の知り合いが作ったのをわざわざ買ってくれたそうで、これは伝統的なシュガーケーキと呼ばれるものです。持ってみると小さいのにずっしりと重たくて測ってみたら1,035g❗️重たいわけです。
中味はパウンドケーキに類似していますが、ドライフルーツのラム酒漬けが日本で食べるパウンドケーキの2ー3倍は入っているのでちょっとしつこい味です。
今回頂いたケーキはそれでも多分、この手のケーキでは相当良いものだと思います。ラム酒も良いものを使っている感じです。でも、我が家では持て余し気味。
英国人はこの系統の味が好きらしく、クリスマスの定番の食べ物であるミンスパイ、クリスマスプディング、マルドワインなど、どれもこういう味(つまり干しフルーツと砂糖とアルコールをグチャグチャと混ぜ合わせた味)です。
英国では結婚式、誕生日などおめでたい時は、このケーキです。外側の砂糖衣の厚みは1.5cmほどあり、中もラム酒たっぷりなので日保ちがします。
結婚式には3段重ねで作り、披露宴で1段目をお客と一緒に切り分けて食べ、2段目は最初の結婚記念日に、3段目は最初の子の洗礼式に食べるとか。
ロイヤルファミリーのウェディングケーキは豪華ですが、飾りが違うだけで基本はこのケーキと同じタイプだと思います。ご関心があれば、リンクをクリックしてください。