私は元気で、体調不良による休暇取得はほとんどないのですが、偏頭痛とセキには長年、苦しめられています。週の半分くらいは頭痛があります。
日本にいた頃はセキ喘息もあり、年の半分くらいはセキをしていました。こちらに来てセキ喘息はおさまっています。日本で検査したけれどアレルゲンはわかりませんでした。スギ、ブタクサ、ダニではなく、広く日本の空中にあって、英国にないものらしいです。黄砂かなぁ。
偏頭痛は逆にひどくなりました。一応医者からトリプタン系の薬をもらいましたが、良く効くのですが、効くまでの不快感が怖くなるほどなので、よほどひどくなりそうな時以外は手を出さないようにしています。
頭痛は、だいたい朝から予兆のような感じがあって、ホルモンの周期や天候、寝方などと関連しているようです。片側の鼻の奥の方が痛いことが多いです。副鼻腔炎や蓄膿症ではないし、虫歯を疑って歯医者に診てもらったことも何度もありますが違っていました。日本で頭痛外来に通っていましたが脳腫瘍や血管障害ではありません。
さて、そんな感じで朝から頭が痛いなぁと思って職場で回覧されていた日経新聞の広告欄を見ていたら「鼻の奥が万病のもと」とあるではありませんか‼️
これです。
http://special.asa21.com/special/eat/
「慢性上咽頭炎」により次の症状が引き起こされるのだそうです。
「頭痛」「慢性疲労」「めまい」「後鼻漏」「慢性かぜ・せき」「腹・胃の不調」「IgA腎症」
おおおお!検索してみたら、どうやら密かなブームとなっているようで、#慢性上咽頭炎でツィッターを検索してみたら情報が出てきました。
ふみふむ。この上咽頭擦過療法(通称Bスポット療法)というのは、鼻から喉の奥に塩化亜鉛をつけた綿棒を入れて擦るという療法のようです。死ぬほど痛い治療のようで、日本ならともかく、英国の国民保健サービス(NHS)でこれをやるのは自殺行為でしょう。
しかしそれ以外の、鼻洗い、首の後ろの温め、口テープ、歯磨きは実践可能です。というわけで、この10日間ほどやっているのですが、頭痛が減りました。それにちょっと痛くなりそうな感じがした朝は今まで効かなかったイブプロフェン系の頭痛薬を飲んでみたのですが、それでコントロールできました。やっぱり私も自覚はなかったけど「慢性上部咽喉炎」なのかもしれません。
鼻うがいは、セキ喘息があったのでたまたま日本の鼻洗いの道具を持っていたのですが、こちらではヨガをやる方用の製品が売っているようです。但し、米国の方で水道水で洗ったところアメーバに感染されて亡くなった事例もあるそうです。洗う水を煮沸するなどの手間をかけないといけない模様。
病気に関する正確な情報はこちら。