英国の庭から~海外生活ブログです

オランダで還暦を迎えた駐妻。英国での5年弱、2度目の駐在生活を終え、オランダ生活も3年を過ぎてしまいました。けたところでロックダウン入り。できる範囲で何をしようかと模索中。

クリスマスショッピングが盛況

一昨日の金曜日はブラックフライデーと呼ばれ(この言葉は米国から来たようですが)クリスマスショッピングが毎年最高潮となる日です。

 

この時期、人々はプレゼントやクリスマスカード、ツリーなどの飾りを買い求めます。カードは届くと、暖炉の上や玄関、窓辺などに飾る習慣がありますので、早い人は11月下旬頃から送るようです。

 

インデペンデント紙(2017年12月20日付)によると、英国人は一人平均22個のプレゼントを9人の相手に送っているそうで、平均支出額は379ポンドだそうです。家族4人の世帯であれば、40人近くの相手に100個近いプレゼントを買っていることになります。独身の男性や学生などは数が少ないでしょうから、5〜60代位の社交範囲の広い中流以上の家庭となると一家庭当たり2〜300個位買っているかもしれません。大変な買物量となります。そのそれぞれにカードをつけるのですからさらに大変。

インデペンデント紙の記事はこちら

https://www.independent.co.uk/life-style/christmas/christmas-by-numbers-total-presents-turkey-crackers-travel-statistics-a8119771.html

 

ヨーロッパでは昔から年間小売高のおよそ3分の1がこのクリスマス商戦の時期に集中すると言われ、この時期の商売の良しあしが景気に大きく影響していると言われています。そういう点では、世界中がこのクリスマス商戦に注目しているわけですが、実際に英国人に聞いてみると、親しい相手には既製品より心のこもったものをあげたいようで1年中、気にとめていて旅先などで良い物を見つけたら買うと言っていました。

 

さて、私もブラックフライデーの金曜日はウィズリーガーデンでクラフトフェアが開催されるというので、職場の同僚と出かけてきました。11月のウィズリーは1年で一番、来訪者が少なく、花も枯れてあまり見どころがないのですが、このフェアのせいで来訪者はこれまでにないほど多く、普段使われることが少ない第4、第5駐車場まで埋まっていました。

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クラフトフェアは、国内のクラフト関係の作家を中心としていて、陶磁器、ガラス器、絵画、彫刻、手芸・ニット製品、食品など100以上のブースが出ていました。かなりレベルが高く芸術的な品が多く、当然、価格帯もかなり高めなのですが、それがバンバン売れていきます。ウィズリーは王立園芸協会(RHS)の本部の庭で、この会員は庭付き住宅をもっている富裕層が多いので、高価格のギフトが売れるのでしょう。お客の年齢層は50代以上が大半で、「口々にこれは名付け子の****にいいわ」「これはxxが好きそう」といった会話があちこちで聞かれました。

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いくつか素敵な品がありましたが、私はこちらに親戚がいるわけではないのと、友人のプレゼントは日本で購入したこともあり、今回は自分用にハンドクリームとチャツネの瓶を購入して帰ってきました。