英国の庭から~海外生活ブログです

オランダで還暦を迎えた駐妻。英国での5年弱、2度目の駐在生活を終え、オランダ生活も3年を過ぎてしまいました。けたところでロックダウン入り。できる範囲で何をしようかと模索中。

べた掛けシートを掛け易くする

先日の寒波が通り過ぎて、しばらく最低気温が5~6度、最高気温が12~13度ぐらいの日が続きました。大体これが平均的なロンドンの冬の気温ではないかと思います。緯度の割に気温はさほど低くありません。ただし、こういう温度が続くときの天気は決して良くありません。どんより曇って時々雨がぱらつき、隙間風や暖房のパワー不足と相まってうすら寒いのが英国の冬です。

 

ごくまれに星空が見えたり、終日晴れたりする日がありますが、そういう日は放射冷却となって、耳がジンジンするほど冷え込みます。

 べた掛けシートは効果がある

さて、先日の寒波の時に、今年初めて使ったべた掛けシートですが、確かに効果がありました。数日たって、シートが掛かっていた場所と掛かっていなかった場所を比べたら歴然と違っていて、つまり掛かっていなかった部分は茶色く枯死していました。

 というわけで、今年の冬は毎日、夜間の温度の予報をみて、最低気温が3度を下回るような夜は必ずべた掛けシートを掛けるつもりです。

さてさて、そうなると、ここで一つ問題が・・べた掛けシートって、日中掛けっぱなしにするには見た目が悪すぎるんです。できれば朝、出勤前に全部はがして、夜10時過ぎころ、気温が下がってきたら掛けるようにしたいです。でも、べた掛けシートの欠点はとにかく掛けにくいこと。風が吹けば飛んでしまうし、それを防ぐためには、クリップや置石などで固定しなくてはいけません。毎晩それをするのは面倒臭いです。

両サイドをミシンでとじて棒を入れてみる

そこで、今日は、日本から持ってきたミシンをひっぱりだし、べた掛けシートの縁を折ってミシンで縫ってみました。恥ずかしながら不織布を折って折り目をつけようとアイロンをかけたら溶けてしまいました。不織布って熱に極めて弱いんですね。

f:id:ouiouigarden:20181127200442j:image

 

さて、折って縫い留めたところに、デルフィニウム用の支柱を差し込んで、まるで巻物のような形にしてみました。支柱の重さで風に飛ばず、必要に応じて、土にさしたり、固定できるようにというのが狙いですが、どうかなぁ・・

f:id:ouiouigarden:20181127200349j:image

 

先ほど、11時過ぎになって植物にべた掛けシートをかけてみました。 支柱があるおかげで広げやすく、手っ取り早くかけることができたのはよかったです。

f:id:ouiouigarden:20181127200505j:image