英国では、1年中スーパーや路上のフルーツ売りからリンゴを買うことができますが、その産地は毎月のように変わっていきます。先月あたりから英国産リンゴがスーパーに出回るようになりました。
私が気に入っているのは、スーパー大手のセインズベリーズ(Sainsbury's)で売っているケント州のACGoatham農園のリンゴです。リンゴを買うときにこの農園のものがないか確かめてしまうほど。
先週から職場近くのセインズベリーズに、この農園のRoyal Gala種の赤いリンゴが入ってきて、思わず買ってしまいました。英国人は、リンゴをポケットに入れる習慣があり、日本の輸出業者が英国に輸出しようとしたところ、もっと小さいポケットに入れられるサイズでないと売れないとアドバイスされたと聞いたことがあります。そのためかどうか、リンゴのサイズは大きくないのですが、甘さが濃く、酸味と水気がほどほどでなんともおいしいのです。日本にいた頃、スーパーではフジが多く売られていて、私には酸味も甘みも薄く、水分が少なく感じることが多かったので、どちらかというと味の濃いジョナゴールドを買うことが多かったのですが、今回のRoyal Galaはそれに近い味です。ジョナゴールドほど酸味は強くありませんでした。
我が家の庭には2本、リンゴの木があり、これも9月頃からたわわに実っていますが、高いところについているものが多くて、手が届きません。無農薬なので、虫食いも多いし、鳥にも食べられてしまうので、眺めるばかりです。
ACGoathmのウェブサイトをみたところ、今日買ったRoyal Galaの他にもたくさんの種類があるようです。1つずつ食べ比べてみなければ・・
https://www.acgoatham.com/varieties