毎日、職場に配達される英国の新聞とそれに挟まっている広告ページを眺めていますが、一昨年頃から、日本のお花見観光ツアーの広告の多さに驚いています。紅葉よりお花見の方が英国人には受けているような気がします。
広告は3つに2つぐらい、次の景色です。
確かにきれいな景色。行きたくなる気持ちはわかります。
今、募集されているのは、2021年春のクルージングツアー。多くは羽田と英国を飛行機で往復し、横浜から乗船し、日本をぐるっと1周するというもの。日本ツアーなのになぜか済州島に寄って焼肉を食べ、さらに沖縄や屋久島をぐるっと回って東京湾に戻って来るようです。最後に東京に宿泊して、銀座と秋葉原でお土産を買って帰国というパターンが多いです。
ソメイヨシノが韓国発祥と信じている韓国人が多いようですが(良いものはすべて韓国原産と思いこませるってどういう教育かしら?)、英国人から見ると済州島は日本の一部のようです(笑)。
BBCも日本の桜への注目の高さについて記事を掲載していました。お花見の経済効果は27億ドル(約3,000億円)というブルームバーグの試算を紹介しています。
英国も桜がないわけではありません。我が家の周りなどどこの家も桜だらけです。しかし、ソメイヨシノが並木を作って並んで咲いている光景となるとあまり英国にはありません。
以下は近所の桜たち。微妙に品種が違っていてバラエティに富んでます。