今回のパリ来訪の主目的はコンサートだったので、会場のスタジアムに近い15区のキッチン付きのアパルトマンのような部屋を借りました。
Sweet Room 15という名称でHotelのような看板がないので最初見つけられずドキドキしちゃいました。
4階に行き指示された部屋のベルを鳴らしたら管理人さん風のお兄さんが住んでいて隣の住居がそれだと開けてくれました。ベッドルーム、キッチン、洗面所から成り小さな廊下スペースにクローゼットがあります。
キッチンは食器も調味料も揃っていて長期滞在向き。しかも、朝食付きです。今回は、明日の夜はパリ事務所の同僚と約束しちゃったし、今日はロンドンのFarringdon駅脇のMugenの売店でお寿司を買ってきちゃったもので(ここのお寿司は日系なので美味しいです)キッチンは使いそうもありませんが。
ベッドルーム
キッチン
シャワーとトイレ
ちなみに翌朝の朝食はこんな感じ。
パンが美味しい。
このアパルトマンのエレベーターの小ささにも驚きました。奥行き50cm、幅1mほどです。閉所恐怖症の人は乗れないかも。
夜、出かけたPatrick Bruelのコンサートはすごく面白かったです。満員で、私は分からなかったけどフランスの有名人も随分来ていたようです。
今回のチケットはアリーナをとりました。開演予定時刻が8時だったので7時頃行ったらすでに100人ぐらいの列ができていて入場したら前から5列目位でした。背が低いのでもっと早くに行かないとダメだとわかりました。
Patrick Bruelは、80年代末〜90年代初めにアイドルとして人気となり、俳優兼歌手としてやたらテレビに出ているそうです。何度かコンサートに行っていますが、非常にカリスマ性のある歌手です。
コンサートでは、有名な曲は一緒に歌って踊るのが長年のお約束らしく(私も何曲かは誦じてます)、その盛り上がり方たるや、ほとんど新興宗教の集会のよう。
というか、やっぱりフランス人は熱い血潮の皆さんなので、このまま黄色いベスト着て街に繰り出しそうな雰囲気でした。そうそう、やっぱり昭和〜平成の時代の歌手のせいか、観客は見事に白人層ばかり。黒人は一人もいませんでした。アジア系も身の回りにはいませんでしたねぇ。
有名な曲の一部をご紹介(好みがあるので、聞かなくていいですよ)
Qui a le droit
この人は仏系ユダヤ系アルジェリア移民の子です。自分を置いて出て行った父親に関する思いの歌です。フランスの小学校の唱歌になっているという話もあります。スペインの歌手Ana Trojaとのデュエット版が綺麗なのでこれを。
J'te l'dis quand même
女性ファンを虜にしたと言われる曲でサビの”ジュテーム💕”でコーフンするおばちゃん続出です。
https://www.youtube.com/playlist?list=RDUKBwNDoDwTg
Place des grands hommes
学生時代の同窓会を歌った歌です。このビデオはドラマがあるのでこちらを
je te mentirais
こちらもドラマがいいので。己を偽っていたと告白する(?)歌のようです。
他にも色々あるのですが、押し付けがましくなってしまっては申し訳ないのでこの辺で。
フランスではカラオケの定番曲ばかりのようです。