先日、新聞について書いた際、普段は見ないタブロイド紙のウェブサイトを開きまくったところ、連日のように英王室ニュースがスマホに入るようになりました。
その量の多さにびっくり(◎_◎;)! 辟易しちゃったので、「興味がありません」という作業をせっせとしているところです。
しかし、連日のように入るニュースを見て、英国民はしみじみ王室ゴシップが好きなのだと実感しました。
その内容ですが、タブロイド紙のトップをにぎわせているのは、大昔の逸話ばかり。たとえば、ウィリアム王子とケイト妃が婚約前に冷却期間を置いていた際、「ウィリアム王子のせいでケイトが傷ついたこと」という話、あるいはダイアナ妃が存命中に「ウィリアム王子が王にはなりたくないといった。その時のハリー王子のコメントは」と、これもネタとしては20年以上前の話。
こういう古いネタを一面トップにして、それで新聞が売れるのです。
少し前には「ダイアナ妃や歴代の王妃が最も欲しがったあるものをケイト妃はもらっている」という大々的な見出しなので、ついついクリックしたら
「それは愛です」
あほくさ・・
ケイト妃とミーガン妃の不仲説も連日流れています。一緒にいるときに話をしなかっただけで二人は不仲とされてしまうのはお気の毒。さらに、ミーガン妃は、「お腹を触ってばかりいる」と叩かれています。もっとも、お腹を常に触ることもさることながら、手つきの不自然さを指摘する声が多いです(確かに変)。「彼女は女優で、手も演技せずにはいられないから」と解釈していた専門家もいましたが、妊娠前は使わない左手をいつもポケットに突っ込んでいると批判されていました。もしかしたら、精神的に何か、頼りない部分があって、手に現れているのかもしれませんね。
英王室のニュースで、これまでで一番面白いと思ったのは、デイリーテレグラフ紙(2018年10月10日付)の「ヨーク公夫妻はどのようにして最も幸せな離婚夫婦となったか」です。夫妻は1986年に結婚して1996年に離婚したのですが、離婚後も仲が良く、セーラ妃が経済的に破綻し、火事で焼け出されたこともあって2008年から同居しているのだそうです。それぞれ異性の友人と付き合ってはいるものの、「極めて幸せな同居生活を享受している」というのを娘や関係者の証言付きで特集した記事です。
これを読んで、男女関係というのは魔訶不思議なものなんだなぁ・・と思いましたが「結局、読んでいるじゃん」と責めないでぇ・・(笑)