英国の庭から

欧州調査歴25年のリサーチャー兼駐在員妻です。英国在住歴は通算10年。庭仕事のかたわら、言いたい放題つぶやきます。

パトリック・ブリュエル

お題「わたしのアイドル」というと、フランスの歌手兼俳優のパトリック・ブリュエル(Patrick Bruel)です。

 

パトリック・ブリュエルは、フランスでは80年代後半から90年代にかけてアイドル歌手として大人気となり、当時は日本の嵐やスマップの全盛期のような人気だったそうです。ピアノやギターの弾き語りをしたり、演技で賞をとったりしているのに踊りは上手くないので、ジャニーズ系というよりフランス版福山雅治と言ったところかも。まあ、ともあれ、私がファンになったのは数年前のこと。肝心な全盛期には存在すら知らず、今となってはYouTubeなどの動画から想像するかありません。

 

ファンになったのは、私が若いころから気に入っていたElton JohnとかBilly Joelの英語圏以外の歌手はいないかな‥と思ってYou Tubeを検索したのがきっかけ。メロディがきれいなバラードが何曲もあって、どれも気に入ったので、ベスト盤を購入して聞いているうちにすっかりはまってしまい、あとはアルバムを揃えて・・とどんどん深みにはまって行った次第。

 

英国に来てからは、コンサートがあるたびに、パリやリールまで遠征し、今年はジュネーブ近郊で行われた野外コンサートに行ってきました。あいにく夕立になってしまったのですが、前から3番目でみることができて感動。たまたまお隣にいた、同年代のスイス人の女性と意気投合し、「昔は全然好きじゃなかったけど、最近良くなったよね」などと彼女が言い、私も実はアイドル時代の歌より近年の歌のがいいね、と同意したり、「彼は何ともキュートなところがあるよね」などと共感し、二人でかわるがわるビールや食べ物を買いに行き、と楽しい時間を過ごしました。

 

そんなわけで、来年2月にパリで行われるコンサートのチケットも買ってしまいました。残念ながら日本での知名度が低く、活動はフランス語圏にとどまっているので、ヨーロッパにいる間にコンサートに行っておかねば。それに彼自身がもう60歳ということを考えると、活動している間に聞けるだけ聞いておこうと決めております。

 

フランチポップスの人気歌手というのは、日本の演歌歌手並みのスケジュールでフランス語圏をコンサートしてまわるようで、そこに行くことができればコンサートのチケットを取るのは難しくありません。また、テレビやラジオ歌謡番組も人気のようで、同じフランス語圏の色々な歌手とデュエットしたり、他の歌手の名曲のカバーをしたりしているので、その縁で、どんどんフレンチポップスに関する知識も広がりました。

 

パトリック・ブリュエルは、日本ではシャンソン歌手として紹介されてきたようです。たしかにフランス語でシャンソンとは歌の意味なので、シャンソン歌手に違いないのですが、日本でシャンソン歌手というと、日本人のシャンソン歌手がシャンソン酒場で長いドレスを着て「バラ色の人生」「枯葉」といった1950-60年代の名曲を謳っているイメージ。

 

私はあのイメージがあまり好きじゃなくて、敬遠しているうちにパトリック・ブリュエルの全盛期を見逃してしまったようです。少し残念。もっと広くいろいろなものを聞いておけばよかった。まあ、でも、この夏、ファンクラブにも入会したし、ちなみにフランスでは彼のファンのことをBruelmaniaと呼ぶそうですが、今、Bruemaniaの生活を満喫しております。

f:id:ouiouigarden:20181018074128j:plain

Caribana Festival 2018 (6月5日)で