英国の庭から

欧州調査歴25年のリサーチャー兼駐在員妻です。英国在住歴は通算10年。庭仕事のかたわら、言いたい放題つぶやきます。

冬に備えての庭仕事

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10月も中旬に入ると、英国の「真面目な」ガーデナーは冬支度に入ります。

 

BBCの庭番組Gardeners World (NHKの「趣味の園芸」に相当)や園芸雑誌、園芸向けのウェブサイトなどでは、植物の冬越し、霜よけや温室の管理、庭道具の掃除、春に向けての球根の植え付けなどを特集していて、勉強になります。

 

ロンドンの冬はあまり厳しくなく、例年最低気温はせいぜいマイナス3度位。東京あたりの冬越しとそれほど条件は変わらないと思いますが、曇りがちで(晴れると放射冷却で気温が下がります)日中の温度があまり上がりません。そのせいかどうか、パンジーやシクラメンといった冬の花を植えても、あまり花をつけないし、元気がありません。

 

ゼラニウム、フクシア、バーベナ、ペチュニアなどは何とか冬を越すか越さないかぎりぎりといったところです。そんな中、私がここ数年、なんとか冬越しさせようと頑張っているのは、ルリマツリです。青い花が好きな私、ルリマツリも大好きですが、こちらにはほとんどうっていません。何件か扱っているナーサリー(苗栽培業者)やガーデンセンターを見つけましたが、一株20〜30ポンド(3〜4,000円)と高いです。フランスでは時々見かけますが、それでも20ユーロ(3,000円)位しています。

 

一昨年はフランスで買った株の冬越しに見事に失敗し、昨年苦労して入手した株は室内に入れて冬越しし、この夏、楽しみました。今年はこの親株がダメになった時の保険にと8月下旬に挿し芽をして、親株とは別に成長中です。今年の夏訪れたプロバンスではどうやら何もしなくても外で冬を越すらしく、2メートル以上に成長したルリマツリを多くの家の前で見ました。

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南仏アルルの街角でみたルリマツリ

他にもセンテッドゼラニュームやフクシア、など、冬越しさせたい株があれこれあるのですが、どの本をみても、温室や軒下に取り込むこと、それでも枯れるリスクたあるので挿し芽をとってね・・・みたいなアドバイスが出ています。というわけで、今年もこれからせっせと挿し芽の作業をするところです。場所をとるのと水やりが大変なので若干憂鬱です。