海外に住んでいると、日本食材をいかに調達するか、あるいはどうやって代替品を買うかが常に課題となります。
ロンドンは欧米の中ではかなり恵まれている方で、日本食店も多いし、多くの食材がわざわざ日本食スーパーに行かなくても、地元のスーパーで入手できます。例えば、大根、白菜、椎茸、もやし、しょうゆ、みそ、みりん、そばつゆ、わさび、海苔、米酢、豆腐などです。近年は、日本のカツカレー(なぜかポークカツカレーではなくチキンカツカレー)が英国で人気となり、S&Bのゴールデンカレーのルーもスーパーで買えるようになりました。
それでもやはり、ニラやごぼうなどは英国のスーパーでは売っていないので、日本、韓国、中華の食材店に行くことになります。日本食スーパーはロンドン中心部のほか、日本人が多く住むアクトンやフィンチリーにもあり、そこには日系の魚屋さんなどもあって便利です。
残念ながら私の住むテムズ川の南側には、日本人はあまり多くなく、以前あった日本食スーパーも閉店してしまいました。しかし、この地域にアジアの人は多数いまして、韓国系のスーパーやインド系の食材店は多々あります。中でも中華スーパー「栄業行」は巨大で、アジア各国の食材を扱っていますので、我が家はそこの日本食コーナーで日本食材を買うことが多いです。日本食材だけでなく、冷凍海産物やしゅうまい、ぎょうざ、肉まんなどの冷凍品が多種多様に売られていまして、つい買ってしまいます。
昨日はパッタイ(タイの焼きそば)を作ってみたくなり、タマリンドという調味料がなかったので調達に行ってきました。
ギンビスのたべっこどうぶつ、コアラのマーチなどが並んでいます。
タマリンドソースも売っていました。敷地内には中華レストランがあり、週末はいつも満員です。