英国の庭から~海外生活ブログです

オランダで還暦を迎えた駐妻。英国での5年弱、2度目の駐在生活を終え、オランダ生活も3年を過ぎてしまいました。けたところでロックダウン入り。できる範囲で何をしようかと模索中。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ブレグジットで企業が困ると(ブレグジット その7)

ブレグジットについて、企業が一番困っていることは政治・経済の先行きが見通せない状態が国民投票前から既に3年以上続いていることでしょう。明日、離脱合意案が下院で否決されるとその期間はさらに長引くことになります。(※明日と書きましたが10日15時30分…

ドイツのクリスマスの思い出

アドベントというのは、ラテン語でクリスマスを待つ4週間のことを指します。これはドイツ語でアドベントクランツ(Adventkranz)というもので、リング状の飾りにロウソクが4つあります。最初のアドベントの日曜日に1つ目のロウソクを灯し、毎週1つずつ増やして…

英国のお肉屋さんで薄切り肉を購入

肉を薄切りにして食べるというのは、日本やアジアの食文化らしく、こちらの一般のスーパーやお肉屋さんで売っている薄切りというのは、厚さが最低でも8ミリ程度はあります。和食でなくても、日本の料理本やウェブサイトで入手できるレシピは薄切り肉を使うも…

どうやら目が違う

毎晩、住宅街を歩いていると白人家庭と有色人種の家庭では、明かりの付け方が違うことに気がつきます。前者は、玄関灯や外壁灯以外の室内灯はせいぜい1、2部屋、それもスタンドのような薄暗い明かりだけなのに、後者は室内の家具の配置まで見えてしまうほど…

3月29日には離脱できないかも...(ブレグジット その6)

しばらく、ブレグジットの話題から遠ざかっていましたが、来週、最大の山場を迎えます。既に多くの日本の新聞でも報道されていますが、先月EU側と合意し、今週の月曜日から英国議会で審議中のEU離脱法案が、12月11日(火)に採決に付される予定です。夜7時か…

手拭いの掛け軸が素敵で・・

今、住んでいる家の玄関ホールには、ぐるっとグレーの突き板が張り巡らされています。元々はマホガニーの突き板で重厚な雰囲気ながら、近所の方によると、かなり薄暗かったのだそうです。昨年、リフォームした際、Farrow & Ballというペンキ屋さんの「象の息…

クリスマスツリーを飾る

12月に入ったので、クリスマスツリーを飾ってみました。この家は、一昨年にモダンにリフォームされていて、あまりクリスマスツリーは似合わない感じですが、それでも飾るとクリスマスが近い気がします。 このツリーは、94年に夫が髙島屋の駐在員だった方から…

憧れの「悪魔のおにぎり」を作る

長年、海外暮らしをしていますと、恥ずかしながらとにかく食い意地ばかりが張ってきます。で、この世界有数の粗食の国から世界有数の美食の国に帰りますと、一食一食が至福のひととき。 いや、一流料亭とかレストランの食事を言っているわけではないのです。…

改札口を通り抜けるだけでもストレス

英国の鉄道の改札口は、写真のようにいちいちドアが開閉する方式です。しかしIC読み取りの速度が遅く、カードでタッチした後、急いで通り抜けようとすると開かないというお粗末なものです。さらに不愉快なのが、カードでタッチして扉が開いても、通り抜ける…

天気が惨め過ぎる

明るい東京からロンドンに戻って以来、まともに晴れた日は2~3日、特に11月後半になってから雨の降らない日はほとんどありません。太陽はどこに行ってしまったんだろう‥という感じです。 東京とロンドンの毎月の1日当たりの平均日照時間を比べてみると、…

べた掛けシートを掛け易くする

冬の夜間、パンジーなど寒さに耐えると言われている植物でもべた掛けシート(不織布)をかけておくと元気が違います。しかし毎晩それをするのは大変。少しでもかけやすくする工夫をしてみました。

クリスマスショッピングが盛況

一昨日の金曜日はブラックフライデーと呼ばれ(この言葉は米国から来たようですが)クリスマスショッピングが毎年最高潮となる日です。 この時期、人々はプレゼントやクリスマスカード、ツリーなどの飾りを買い求めます。カードは届くと、暖炉の上や玄関、窓…

体育苦手だったけど困らなかった

あちこちで報道されていますが、はてなの日記に「体育苦手だったけど、社会に出たら全く困らなかった」と書かれた方がいて、それに共感多数・・私も大いに共感しました。 元の記事はこちら。anond.hatelabo.jp もう40年も前になってしまいますが、私は親の仕…

寒波が来て、凍える朝です

ここ数日、雨の日が続き、寒くなっていたのですが、昨晩一気にロンドン南部でもマイナス2度まで気温が落ち、ミッドランド以北はもとより温暖な南部でもケント州などで雪が降ったそうです。 これは今朝の霜の様子。 こうなると夏の植物はひとたまりもありませ…

ヒューケラの魅力

数年前からヒューケラという植物が気に入り、色々な種類を集めて植えています。日本ではツボサンゴと言う名前もついており、かわいい小さな花をつけます。 この植物の魅力は、葉のカラフルさです。英国の長い冬、花のように華やかは色合いを庭に加えてくれる…

英語の本を読む

長年、海外生活をし、仕事でも英語を使っているはずなのですが、才能がないせいか全然英語がうまくなりません。そこで語彙をふやすべく、新聞各紙に目を通したり、プライベートの時間はKindleアプリで英語の小説を読んでいます。Kindleアプリで外国の小説を…

イングリッシュローズ「パット・オースチン」

この夏、購入して3年のデヴィッド・オースチンのバラを2本も枯らしてしまいました。珍しく猛暑(といっても、最高気温が30度以上だった日なんて数えるほどで日本人から見るとどこか猛暑?という感じでしたけど)で、雨が少なかったので、そのせいかもしれ…

英国の歩行者は信号を守らない

英国人は信号が嫌いです。自動車の運転者は信号を守っていますが、歩行者は総じて信号を守りません。車が来ないときに信号待ちをするのはナンセンスと思う人が多く、日本人やドイツ人のように信号が、車が来なくても赤だから青になるまで待つということはし…

EU離脱交渉妥結(ブレグジット その5)

英国のEU離脱交渉が妥結したと11月14日、欧州委員会と英国政府から発表されました。14日夜には英国政府のウェブサイトに585ページに及ぶ協定文書(案)が公表されました。 メイ首相は、14日14時に閣僚会議を招集して内容の説明を行ったのですが、かなり難航し…

外国人労働者の受け入れで考えたこと

日本で連日報道されていた外国人労働者の受け入れ問題、ニュースを聞いていてあれこれ考えてしまいました。本稿、最初にUPしたものから大分書き換えてしまいました。書いて読み直してみると、その都度、どこか違うと感じる難しい問題だと思います。 今回、改…

英国を拙速なEU離脱に導いた政治家たち(ブレグジット その4)

英国とEUのブレグジット交渉は妥結したようで、メイ首相は今日11月14日14時に臨時閣議を招集したそうです。合意内容や今後の日程については、改めて書かせていただくとして、国民投票以来の混乱で明らかになったことは、EU離脱に対する準備不足、国民のコン…

英国は住宅街が美しい

今朝、薬局に薬を受け取りに行くため、近所の住宅街を歩きました。 イングランドには高い山もなく、気温の変化も緩慢なため紅葉もぱっとせず、日本やスイス、ノルウェーのようなドラマチックな景色の場所はほとんどありません。 でも、住宅街には広葉樹を中…

落ち葉かきで時差ボケと腰痛解消

英国に戻って出勤するようになると時差ボケに悩まされました。昼前から眠くなり、午後は目を開けているのがやっと。い 時差ボケは、東から西に移動するより、西から東に移動する方がきついらしいですが、日本にいたときは、毎朝4時頃に目が覚めたほかは、あ…

ipod nano第6世代の液晶交換

日本の家の長男の部屋で、液晶が割れたipod nanoを見つけました。第6世代という小さいタイプです。液晶を修理すれば、まだまだ使えそうです。 庭仕事のときに、普段はipod shuffleを使っているのですが、聞きたい曲を選ぶことができないし、曲名を確認でき…

英国への旅

日本での時間はいつもあっという間に過ぎてしまいます。 今回は10月30日~11月10日までの12日間の旅だったのですが、10月30日の夕方、ロンドンを出発して日本の自宅に着いたのは31日の19時過ぎ、最終日の10日も早朝家を出発して他には何もできませんから12日…

文房具も日本製が一番

日本の文房具は、質が良く世界的にも評価が高いそうで、私は世界一だと思っています。英国でも、日本製のボールペンやマーカーなどの筆記具が売られていますので、買うことはできますが、日本と比べて若干割高な上に、日本と英国では消費者の要求が異なるよ…

百均の戦利品

海外旅行のお楽しみは買い物ですが、日本はそれが特別に楽しい国だと思います。 その理由は、細かいところに配慮があり消費者の購買力をそそる製品が多いせいではないかと思います。さらに多くの場合、デザインと機能の両方を併せ持っています。また、比較的…

めざせ、PPK!

帰国以来、ほぼ1日おきに母に会いに行く生活をしています。都営バスに乗ることが多いのですが、そのたびに東京は高齢者が多いなと感じます。 そこで思いだしたのが、「ピンピンコロリ」という言葉です。私がこの言葉を初めて聞いたのは2012年のことです。こ…

デジタルばあちゃんになりたい

今回の一時帰国の主目的は84歳の母に会うことでした。できれば年に2回は会いたいのですが、今年は仕事の関係でお休みをとりそびれ、ようやく帰国できました。英国にいる私と母が話せるように、弟がタブレット機器やスカイプ通話などを試してくれたのですが、…

日本のバスの運転手さんはすばらしい

ロンドンで毎日通勤にバスを利用しているせいでしょうか、日本のバスの運転手さん達の礼儀正しさと配慮に溢れた運転に感動しちゃいました。 ロンドンのバスは形こそ2階建てなどで、かわいいのですが、運転手の教育にはあまり力を入れていないのか、その運転…